ほんの数回で顔を覚えてくれた、ラーメン店の外国人女性。感動です。

最近、すっかりラーメンにハマってしまいまして、しょっちゅう食べに行っています。うま辛ラーメン、こってりラーメン、けっこういろいろ食べる。でも、頻繁に行くお店は、超こってりのドロ系ラーメンでしょうか。
そのお店は自宅から徒歩20分ほどの距離にあります。テレビにもよく登場するチェーン店。きっと名前を言えば、誰もが「知ってる」と答えてくれるでしょう。
お店のカウンターでは、外国人の女性が、「えらっしゃいませ」と、ぎこちない発音で声をかけてくれます。このお店は、近くに三つも大学があるため、お客さんは大学生がほとんど。
そんな中に入って、私とカミさんは何のためらいもなく、ラーメンを食べる。もう、気にしてもいられない。美味しいラーメンを食べるためなら。
先日のことです。いつものようにカミさんと中へ入ると、その外国人女性が笑顔で、「えらっしゃいませ」と元気よく迎えてくれました。
そして、いつものようにラーメンと半ライス(ランチには同じ値段で半ライス付)を注文します。するとその女性は、ニッコリと笑いながら、ニンニクの薬味を出してくれたのです。私はまだ何も言ってないのに。
その薬味は自分で催促しない限り、けっして出してくれるものではなかったのです。彼女は私たちのことを覚えていてくれたのです。いつもたくさんのお客で賑わっているのに、まだ数回しか来ていない私たちを。
ちょっぴり感動しました。しかし、彼女のサービスはそれだけではなかったのです。注文したラーメンと同時にサービスの半ライスが出てきます。その半ライスが、いつしか大盛りになっていた。
お腹がすいているときは嬉しいのですが、それほどでもないとき、これはちょっとやりすぎかな、と思ってしまいます。私の性格上、食べ物は残さず食べることにしていますから。